沖縄移住・暮らし

老後の沖縄移住、費用は?生活費は安いが、実は〇〇の出費が高い?

 ※当ブログはアフェリエイト広告を利用しています

老後の沖縄移住、費用は?生活費は安いが、実は〇〇の出費が高い?

老後に沖縄移住したい!と言う人は多いです。

年間3万人近く移住者がいる沖縄は、人気の移住地だ。

もちろん老後の移住先としても人気がある。

沖縄が移住先として人気なのは、1年を通して暖かい気候、綺麗な海に豊かな自然があるからだ。

そんな沖縄だが老後に移住をするとなると費用で注意すべきポイントはなんだろうか?

今回はそんな老後の沖縄移住の費用についてまとめている。

 

老後に沖縄移住を考えている人はぜひ最後まで読んで参考にして欲しい。

この本が老後の沖縄移住を考えている人におすすめの理由

・50歳で沖縄移住をした人が書いている
・老後の移住がリアルに書かれている
・沖縄の生活が分かる

 

沖縄の住居費は意外にたかい!?

実は沖縄の不動産は価格が上昇し続けている。

理由は観光のために土地需要により土地価格が上昇し続けているからだ。

上記のグラフの通り沖縄の土地価格は右肩上がりなのがわかる。

そのためマンション価格は、3,000万〜と関東郊外並みの価格となっており、人気エリアの那覇や北谷は4,000万〜5,000万の物件も珍しくない。

この不動産の値上がりは観光による土地需要の他にも、老後の沖縄移住者は富裕層が多いのも原因だ。

沖縄の平均年収は全国でも最下位を争うにもかかわらず、2019年の億万長者が多い都道府県ランキングでは沖縄は7位となっている。

平均年収が低いのに、億万長者ランキングで上位になるのは一部の富裕層が沖縄に集まっているからだ。

この富裕層を相手にしたビジネスも多く、そのせいでマンション価格も関東並みになってしまうのだ。

 

もちろん中古で探せば、築20年ぐらいで1,500万〜2,000万ほどの物件もある。

しかし、意外に老後は長い。

場合によっては20年ぐらい経ってから物件を手放すor子供たちに相続することとなる。

その頃には物件の資産価値はほぼなくなり、リフォームをしなければ買い手がいない場合もあるだろう。

ではその費用は誰が持つのか。もちろん子供たちだ。

沖縄移住をするときは基本的に親戚は本土に残して移住する。

そのため自分たちがいなくなった後は子供たちが住むことはないので、基本的に売却することとなる。

そのとき売却できないぐらいの資産価値だと、子供たちに迷惑をかけてしまかもしれない。

 

老後の持ち家か賃貸住宅か?は大きな悩みの種だ。

持ち家にする場合は、自分たちがいなくなった後のことも考えて移住の計画を立ててほしい。

 

 

賃貸物件にするときのポイント

読者の中には、持ち家ではなく賃貸派の人もいるだろう。

持ち家の場合は、価格の高騰と売却時の資産価値の問題がある。

それに対して賃貸物件には、そもそも賃貸できないという問題と、家賃がそんなに安くないという2つの問題がある。

賃貸はの人はこの2つの注意点をどう対策するかが重要だ。

この二つの問題を解決しつつ、老後の生活を考えた物件を探すといいだろう

 

具体的には下の条件を満たすような物件を探すべきだ。

・高齢者を受け入れてくれる
・家賃は受給額の3割程度
・バス停とショッピングモールが近くにある
・可能であれば病院が近くにある

  

「高齢者を受け入れてくれる」に関しては、当たり前なので説明を省く。

家賃は受給額の3割程度というものだが、これは一般論でよく見られる数字をそのまま引用させてもらった。

夫婦の平均受給額は大体21万円(夫;会社員 妻:専業主婦)なので、家賃は6万円ぐらいが妥当となる。

もちろん受給額は条件によって異なるため、一度調べみることをおすすめする。

そして物件の場所だが、車社会である沖縄はバス停とショッピングモールが近くにあるのは絶対条件

もちろん車をもち、運転するのもいい。

しかし車の維持費にはお金がかかるうえに、事故に遭う可能性が上がる。

老後になってからの怪我は長引くこと多く、お金が余計にかかってしまうので車の運転はあまりおすすめしない。

そして、老後になると何かと病院にお世話になることが多い。

可能であれば病院が近くにあるとありがたい。

 

もし近くにショッピングモールがないのであれば、フードをデリバリーしてくれるようなサービスを使うのも手だろう。

割高になってしまうが、そのぶん家賃が低い物件を探すなどの工夫をすれば問題ない。

 

 

老後の沖縄移住、いくら貯金があれば安心できる?

さて、最近では老後2,000万円が話題となった。

ざっくり説明すると生活費に対して、受給額が足りないため貯金が2,000万円必要になるというものだ。

これは各人の生活スタイル、住む場所、病気があるかどうかなど条件で変わるため一概に言えない。

 

ここで注目すべきは、老後に2,000万円必要と言われている根拠だ。

・夫婦2人暮らし
・年金などの平均受給が209,198円
・家計調査によると1ヶ月の平均生活費が263,717円
・受給額から生活費を差し引くと、毎月55,000円の赤字
・30年老後が続くと仮定すると2,000万円足りない

  

 

私がこれを見て「ん?」と疑問に感じたのは生活費が263,717万円というところ。

平均が約26万円ということだが、これは高すぎる。

沖縄で生活する場合の生活費はもう少し安くなる。

感覚で言うと、二人暮らし出れば20万〜23万ぐらいで十分足りるだろう。

これは沖縄が1年を通して暖かいため、衣類の出費が抑えられるのと暖房による電気代がそんなにかからないからだ。

 

ここで一つ伝えておくが、貯金額を考えるときは平均受給額、平均生活費は当てにならない。

結局、あなたがいくらもらえて、いくらで生活できるかが重要

 

老後を考えるとき、お金の問題は深刻だ。

まだお金の計算をしていない人はこの記事を読み終えたら、最初にお金の計算をしてほしい。

 

👇最低でも必要な貯金額の具体的な計算方法

受給額:年金ネットにて確認

生活費:現在の生活費でOK(沖縄の物価は全国と変わらないため)

極論、上記で生活費が受給額を下回るのであれば、計算上では貯金の必要ない。

 

もし、「受給額ー生活費」が赤字になるのであれば、下記の通りに計算して貯金額を算出して欲しい。

 

貯金額
=(生活費ー受給額)× 12 ×(自分が考える寿命ー現在の年齢)

 
※例(受給額:20万  生活費:22万  自分が考える寿命:95歳   現在の年齢:65歳)

貯金額=(22-20)×12(95-65)=720万

 

注意点としてあくまで最低ラインの貯金額であるので、何か起きた用に余分に貯金をしておくこと。

そして、これはあくまで目安であり、この計算で算出した金額を貯金すれば老後は安心とは限らないことだ。

あくまで目安として見てもらえるとありがたい。

 

 

自分で稼ぐスキルがあると安心できる

さて、そもそもの話だがなぜ老後の生活が不安になるのだろうか?

それは「自分がいつまで生きるかわからないので、お金がどれだけ必要かわからない」という不安があるからだ。

 

逆を言えば、「自分がいつ死ぬか分かる」または「お金の心配がなくなる」のであれば不安はなくなると言うことだ。

自分がいつ死ぬか分かると言うのは現実的ではない。

とするとお金の心配を減らす必要がある。

そのためには自分で稼ぐスキルを身につける必要があるだろう。

シルバー人材センターもいいが、沖縄は他県に比べて賃金が低い傾向にある。

 

ありがたいことにネットが発達した現代では、沖縄にいながらパソコン1台で稼げる。

知識がないから出来ないと諦めてはいけない。

私も知識がゼロの状態から、お小遣い程度に稼げるようになった。

いつだって今が1番若い

なんでもいいから挑戦してみよう。老後の時間は沢山ある。

 

 

お墓は永代供養を活用

老後になると自分の死後のことも気になるだろう。

子供たちに迷惑をかけないように最後を迎えたい。

65歳を超えるとそう言う気持ちが強くなってくる。

「終活」と言う言葉あるぐらいだ。このような人は沢山いる。

その終活の一つとして、「お墓探し」がある。

 

老後に沖縄移住をする場合、子供たちは本土に残っていることがほとんどだ。

そのため自分が亡くなった後は、子供たちは慣れない土地で葬儀をする必要がある。

子供たちに余計な負担をかけないために、生前に葬儀社と契約をしておくことをおすすめする。

そしてお墓は子どもや孫の墓守がなくても子や孫に変わり永代にわたって管理や供養をしてくれる永代供養がおすすめ。

相場は10万〜40万円。安くはないが必要な出費だ。

 

また生前に葬儀屋と契約、永代供養を決めたら必ず子どもたち伝えるようにしよう。

当たり前だが死後に子どもたちに契約のことを伝えることはできない。

せっかく生前前にお墓を決めたのに、入れない。

なんてことがないように気をつけて欲しい。 

 

 

まとめ

老後の沖縄移住は富裕層の特権と言われており、その原因は不動産の価格にある。

しかし、自分の受給額と生活費をしっかり計算し必要な貯金額があれば誰でも移住は可能だ。

今まで必死に頑張ってきたんだ。

自分へのご褒美として、老後に沖縄移住を目標にするもは悪いものではないと私は思う。

自分の死後、子どもたちに迷惑をかけないように配慮しつつ沖縄移住の計画を立てて欲しい。

 

この記事が老後に沖縄移住を考えている人の参考になると幸いだ。

最後まで読んでくれてありがとうございます。