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【沖縄の塩害】対策も紹介!車だけじゃない?サビるものまとめ!
海に囲まれている沖縄は、常に潮風に晒されているため塩害がひどい地域です。
旅行の時は海がとても綺麗で魅力的に見える沖縄ですが、住むとなると話は変わってきます。
塩害に悩まされるというのが現実です。
また風が強い沖縄は、海から離れている地域も塩害を受けます。
さらには台風で潮が内陸部まで飛んでくるため、沖縄全域が何かしらの塩害の被害を受けています。
この記事ではそんな沖縄ではどういったものが塩害を受けているのか?その対策は?について書いています。
✅この記事の内容
・日常生活で塩害の影響を受けるものの紹介
・塩害対策の方法
私は沖縄に28年間住んでいて、実際に塩害の被害を受けてきました。
そんな私だからわかる、沖縄の塩害実情についてまとめていますので、ぜひ最後まで読んでください。
そもそもなぜ塩で錆びるのか?
塩害の主な被害は錆びですが、なぜ塩で金属は錆びてしまのでしょうか?
対策をする前に敵を知れ。ということで、まずはさびのメカニズムをざっくりと説明します。
実は工業用の鉄は化学的に不安定な状態です。
そのため大気中の酸素と結合して、酸化鉄になることで物質的に安定しようとするのです。
この酸化鉄になる過程で錆が発生します。
この錆が発生するのに必要なのが、酸素と水なのですが、塩は吸湿性がたかく大気中の水分を吸います。
つまり塩は大気中の水分を集めてしまうため、サビの進行が早くなってしまうのです。
さびの原因は「酸素と水」、そして塩は吸湿性が高い。
このポイントを抑えておきましょう。
沖縄の塩害 車
沖縄に住んでいて、1番困る塩害は車です。
沖縄の移動手段として必須の車ですが、常に外にさらされているため錆びやすくメンテナンスが必要になります。
塩害によって沖縄の車は寿命が短い。なんて言われたりもしますので、被害は結構深刻です。
とは言っても、塩害対策はそんなに難しいものではないので紹介したいと思います。
車の塩害対策① 洗車
塩がつくことで錆が進行する。
ということは、塩を落とせばいいので洗車がとても有効です。
毎日洗う必要はなく、2週間に1回ぐらいガソリンスタンドで洗車すれば大丈夫です。
料金は500円程度で、洗車時間も5分ほどで終わるので簡単にできます♪
あとは台風の後は必ず洗車をしましょう。
強い風で塩が大量に飛んできているので、そのままにしておくとサビの進行が早まります。
車の塩害対策② 傷が付いたら即塗装
車をぶつけてしまったり、塗装の劣化により車の表面が剥き出しになるとそこから一気にサビが広がります。
私は自分で傷の補修をしましたが、方法が分からない方はこちらの記事を参考にしてください。
どうしても不安な人は、業者に頼みましょう。
とにかく早く対応するのが大切です。
面倒ですが、ほったらかしにはしないように!
車の塩害対策③ カバーをかける
駐車場が屋外だったり、今の車が好きで、車を長く使いたいという人は車カバーもありです。
また車カバーは紫外線もある程度塞いでくれるので、塗装の劣化を遅らせるというメリットもあります。
毎回カバーをかけるという手間がありますが、効果はあります。
とは言っても、私みたいな車をただの移動手段と思っている人はほとんど車カバーをしていません。
スポーツカーや高級車など、車にこだわりがある人が使っている人が多いです。
車の塩害対策④ コーティング
コーティングスプレーを使って皮膜を作り、塩が車体につかないようにしてサビ対策をする方法もあります。
コーティングスプレーの価格は大体3,000円ぐらいで持続期間も1年〜1年半ぐらいです。
しかし、コーティング作業には結構時間かかるし、技術が必要です。
お値段は2万円弱とそこそこしますが、素人がやると効果が長続きしなかったり、跡がついて汚く見えるので業者にお任せするのが無難です。
それでも車がサビてしまった場合は?
世の中便利なもので、サビを落とす道具があります。
クリームタイプと液状タイプがありますが、それを塗ってしばくして拭き取ればサビが落ちます。
拭き取った後は、サビ防止剤を塗っておくと効果が期待できます。
沖縄の塩害 家
実は家も塩害を受けます。
「えぇ!!?家も塩害を受けるの?」と驚いた人もいるかもしれません。
ざっくりと流れを説明すると
①塩により塗装が劣化(強い日差しも劣化の原因です)
②塗装の劣化により、外壁に小さなひび割れができる
③ヒビから塩が入り込み、鉄筋が錆びる
④鉄筋がサビで膨張。圧迫されて外壁が割れる
という流れです。
自然の力ってすごいですよね。
時間をかける事で、鉄筋コンクリートの家もダメになっちゃいます。
家がボロボロになるのは嫌ですよね。
しっかりと対策をしましょう!
家の塩害対策① こまめに外壁の洗浄
外壁に付着した塩を落とすために、定期的に清掃を行いましょう!
年に1〜2回ぐらいの回数で大丈夫です。
面倒な人は1年に1回業者に頼むのもいいと思います。
自分で洗浄する時はホースとブラシで優しくブラッシングしてあげてください。
外壁をつよくゴシゴシしたり、高水圧洗浄機を使うと塗装が剥がれてしまいます。
家の塩害対策② 定期的に外壁の塗装
塗装の劣化・剥がれによりヒビから塩が入り込んでしまいます。
外壁の洗浄だけでなく、塗装をすることでより家が長持ちします。
塗料のグレードによりますが、10年ぐらいは持ちます。
値段は安くありませんが、長い目でみると必要な出費なのかなと思います。
沖縄の塩害 室外機
沖縄に必須のエアコンですが、室外機が外に置いてあるので塩害を受けやすいです。
海近くの家にある室外機が錆びているのは、よく見る風景です。
室外機は決して安くない出費なので、しっかり対策して長持ちするようにしましょう!
室外機の塩害対策① 耐塩害仕様のものを使う
最も簡単で、沖縄の人がみんなやっている対策として耐塩害用の室外機を買うということです。
海の近くに住んでいなくても、強い風と台風で塩が飛んでくるのでみんな耐塩害用を使っています。
もちろんお値段はすこし高いですが、耐塩害用でなければ買い換える頻度が多くなってしまうので、長い目でみたらお得です。
※沖縄移住が1〜2年の短期であれば、別に耐塩害用でなくていいと思います。
室外機の塩害対策② こまめに水洗い
外壁の時と同様に、定期的に洗浄することで付着した塩を落としましょう。
塩害だけの対策であれば、水で簡単に洗い流す作業を年2〜3ヶ月に1回すれば十分です。
作業時間も10分程度で、大丈夫ですので、とりあえず水で軽く塩を流してあげましょう
余談ですが、年に1回しっかりと清掃することで電気代が安くなるみたいですよ♪
気になる人はこちらの記事を読んでみてください。
室外機の塩害対策③ 塩害ガードスプレー
エアコンを塩害から守る、塩害ガードスプレーもおすすめ。
スプレーの具体的な使い方はyoutubeに分かりやすいものがあったので、参考にしてください♪
沖縄の塩害対策 いかがでしたか?
ここまで沖縄の塩害について、その実態と対策を説明しましたがいかがでしたか?
ちょっと大変だなと思った人がほとんどだと思いますが、しっかり対策することでものが長持ちします。
新しく購入する必要がないので節約になるので、めんどくさがらずにメンテしましょう!
この記事が沖縄の塩害について知りたい人、塩害対策の方法を知りたい人に参考になると嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!