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沖縄移住者はうつ病になりやすい?なぜ沖縄には心療内科が多いのか。
南の楽園のイメージがある沖縄。
そんな沖縄に移住をしたいと思う人は沢山いると思います。
実際に沖縄に移住してくる人は年間約3万人と多いです。
しかし沖縄移住者の中にはうつ病になってしまう人が一定数います。
この記事ではなぜ沖縄移住者がうつ病になってしまうのか解説しています。
・移住体験者が実際の移住までの流れがまとめている
・移住までにやるべきことが明確化する
・移住までの流れがイメージしやすい
・移住の費用もイメージできる
沖縄は心療内科が多い?
沖縄に移住すると心療内科の多さに驚くと思います。
こちらの記事によると沖縄の心療内科医師数は全国1位。
10万人中に対して、医師数は32.65人です。
全国平均が17.99人であることを考えると、その多さが分かります。
沖縄に心療内科が多いと言われているのは、過去の戦争が関係していると言われています。
終戦直後の沖縄は戦争で心傷ついた人が沢山いました。
またアメリカの支配下にあった沖縄では、「精神を病んだ人はとりあえず精神病院に放り込んでおく」と言う非人道的な対処がされていました。
これは今に比べて心の病への理解が少なかった時代なので仕方のないことだったのでしょう。
この対応の結果、精神病院の数が足りなくなったため、精神病院がどんどん増設されていったのです。
アメリカ統治下が終了し、1972年に日本へ復帰した後は精神病院は心療内科へと変化していきました。
昔に比べて、心の病への治療法は確立されているものが多くなっています。
治療のおかげで患者数が減り、多く心療内科の数は減少してきました。
昔に比べると良くなっていますが、それでも沖縄が全国で1番心療内科が多いのは変っていないというのが現状なのです。
移住者はうつ病になりやすい?
さて、沖縄の心療内科が多いのは戦争が原因ということがわかりました。
では、現在の沖縄ではうつ病になりにくいのか?というとそうではありません。
中でも沖縄に移住した人は、うつ病になってしまう人が多くいると言われています。
南の楽園として有名な沖縄ですが、それはあくまで旅行中の話。
当たり前ですが、実際に暮らすと大変なことが沢山あります。
その理想と現実のギャップに耐えられなくなり精神的に病んでしまうのです。
👇沖縄移住でよくある理想と現実のギャップ
・残業が多い
・海に飽きる
・1年中暖かいというより、暑い
・人間関係がうまくいかない
こういった理想と現実のギャップに苦しむ人は沖縄に期待しすぎている人が多く、逆にちゃんと調べて移住した人は現実を受け入れることができる人が多いです。
いつかは沖縄に移住をしたいと思っているのであれば、沖縄の生活について調べたり、1ヶ月ほど短期移住をしてみるといいでしょう。
そもそも沖縄はストレスフリーではない
そもそもの話ですが、沖縄での生活はストレスフリーではありません。
沖縄はゆったりしていて楽観主義者が多いからストレスなく生活できるみたいなイメージがあると思います。
私はこのような沖縄に対するイメージは間違っていると思います。
私は沖縄で28年生活していますが、普通に仕事や人間関係でストレスは溜まります。
旅行中は「お客さん」として沖縄を見ているため、沖縄の嫌な部分は見えてきません。
実際に生活することで、沖縄の大変なことや嫌なところが見えてくるのです。
まとめ
沖縄は戦争という悲惨な過去があり、その名残で心療内科が多いというのがあります。
しかし現在でも心療内科医師数の割合は全国で1番多いです。
特に沖縄移住者はうつ病になることが多く、その原因が理想と現実とのギャップに苦しむというものです。
沖縄に移住をしてうつ病にならないためには、沖縄の生活について調べること、沖縄に期待しすぎないことが大切です。