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沖縄移住は最悪?ほとんどの移住者が諦めてUターンする理由7選
沖縄に移住してくる人は、年間3万人ほど。
しかし2〜3年経つと、移住を諦めてUターンしてしまう人が多数いる。
そう言った人たちは
「沖縄は最悪だった」
「旅行に行くのはいいが住む場所ではない」
「沖縄に移住したのは失敗だった」
と口を揃えていいます。
沖縄移住の何が最悪なのか?
毎年これだけ多くの人が沖縄に移住してきて、なぜその大部分が移住に失敗してUターンしてしまうのか?
この記事では沖縄移住が最悪と言われてしまう理由をまとめている。
・沖縄移住が最悪と言われる理由7選
・沖縄移住を成功させる人の特徴
・沖縄移住を失敗しないために大切なこと
沖縄移住は最悪① 沖縄移住の現実
これは自信を持って断言できますが、沖縄でリゾート生活をしたいという理由で移住を考えている人は移住はやめた方がいいです。
なぜなら沖縄に移住をしてしばらく生活すると、沖縄での生活がリゾート地でもなんでもなく日常になってしまうから。
沖縄に移住すると、当たり前だが沖縄で生活をして、沖縄で働いて、沖縄で休日を過ごす。
最初は沖縄の綺麗な海や、見慣れない街並みにリゾート気分を感じるかもしれない。
しかし、そのリゾート気分も時間の経過とともに日常化し、沖縄がただの地方都市だと感じるようになるだろう。
別に沖縄の現実が悪いというわけではない。
ただ、沖縄での生活に期待しすぎなのだ。
沖縄はリゾート地でもなんでもない、住んでしまえばただの地方都市。
Uターンしてしまう人は、その期待していた沖縄と現実のギャップが受け入れることができないのである。
沖縄移住は最悪② お金関係が厳しい
不動産が高い&家賃が安くない
沖縄の不動産は意外にたかい。
これは地価が高いためなのだが、なぜ地価が高いのか?
それは観光用としての土地需要が高いためで、その地価は年々上昇している。
そのおかげ(?)もあって令和3年の地価上昇率ランキングでは全国で3位となっている。(こちら参照)
2020年、2021年はコロナで観光客数が減ってしまったが、沖縄の観光客数は年々増えているため地価の上昇はしばらく続くだろう。
また地価の高騰により、家賃も決して安くはない。
後述するが、沖縄の収入は全国に比べるとひくく、全国ワースト5位あたりをうろうろしている。
にもかかわらず家賃は全国平均なみとなっており、沖縄での生活は金銭面で余裕がないことが多い。
失業率がたかく、収入がひくい
沖縄は全国と比べても失業率がたかい。
ハローワークに行っても就職できるのは2〜3ヶ月後になるだろう。
沖縄の完全失業率は全国で最下位になることがおおく、例え就職しても長続きしない人がおおい。
2021年4月には14ヶ月のあいだ、求人倍率が全国最下位という不名誉な記録も達成した。(こちらの記事参考)
沖縄の失業率がたかいのは、雇用の場が少なく労働環境が劣悪なところが多いのが理由だ。
また収入が低いのも沖縄の特徴で、令和4年の賃金構造基本統計調査では沖縄の平均年収は252万円。
これは全国で下から3番目の順位。
専門的な知識や技術がない人は手取りが20万以下。
1ヶ月の手取りは15〜18万円が普通だ。
そのため共働きでないと生活が厳しく、パートナーが10万円ほど稼いで1世帯で25〜28万程という感じが沖縄では一般的。
世帯月収が30万を超えればいい方で、35万を超えると沖縄の中では裕福な方に入る。
このように低収入の沖縄では子供が2〜3人いれば生活はかなり厳しくなると思った方がいいだろう。
沖縄移住は最悪③ 人間関係がむずかしい
沖縄の人間関係は独特で仲間意識も強いため、よそ者には厳しいと言った特徴がある。
模合という独特な仲間関係だったり、地元のメンバーとずっとつるむので、その中に入るのは難しい。
また顔も名字も全然違うため、すぐに沖縄の人じゃないとバレる。
沖縄の人にとって、県外の人=違う世界の人という印象を持つ人も少なからずいる。
見た目と名字で沖縄人ではないと判断され、微妙によそよそしい態度をとってくる。
このなんとも言えない距離感をどう埋めるかが、沖縄での人間関係で苦労するだろう。
沖縄の文化を学んだり、積極的にお話ししたりして現地人に認められる努力をする必要がある。
こういった努力がめんどう、沖縄の独特な文化に馴染めない。という人が沖縄移住者がおおく、挫折してUターンするのがあるあるだ。
沖縄移住は最悪④ 沖縄に飽きる
沖縄は他の地域にはない綺麗な海や、温暖な気候が人気だ。
世界でも有数のリゾート地というだけあって、華やかでテンションが上がるスポットがたくさんある。
しかし、そんなリゾート地である沖縄も長く暮らすと飽きてしまう。
大体2〜3年で飽きることがおおく、想像していた華やかな沖縄での生活はない。
沖縄での生活が慣れてくると、沖縄がただの地方都市であることがわかってしまい、沖縄はむしろ不便なことが多いことに気づいてしまう。
電車がないため通勤は車。つまり道が混む。
海に囲まれているため送料がたかく、ネットでの買い物を楽しめない。ものによっては購入すら不可の場合もある。
海辺だと塩害もあるためさらに不便なことがおおく、結局市街地に住んでしまうことがおおくリゾート感は味わえない。
飽きてしまうと沖縄の現実を実感するシーンがおのずと増える。
同じ地方都市だったら、給料がいい本土にUターンしてしまおう。ということで移住を諦めてしまう人がおおいのだ。
沖縄移住は最悪⑤ 気候
晴れが少なく雨が多い&カビがひどい
温暖な気候である沖縄ですが快晴日は少なく、年に数回しかない。
広告やポスターにあるすっきりする青空の日は少なく、どよ〜んとした何とも言えない曇りが多い。
さらに亜熱帯性気候特有のスコール(急な雨)が多いので、雨が多いのも特徴だ。
また湿度が高いのも特徴で、年中ジメジメしている。
この湿度のせいで大変なのがカビ。
何も対策しないと、洋服・靴・収納スペース全部がカビてしまう。
私は仕事用の革靴と、スーツ1着をダメにしてしまった。
リゾート気分で綺麗な青空のもと沖縄で生活!とはいかないことは覚悟しておく必要があるだろう。
台風
これはみんな知っていることだと思うが、沖縄は台風が多い。
沖縄の台風シーズンは7〜10月あたりで、だいたい1ヶ月に1〜4回ぐらいのペースで台風が来る。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 | |
2021年 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | ||||||||
2020年 | 4 | 2 | 1 | 6 | |||||||||
2019年 | 1 | 1 | 3 | 2 | 1 | 7 | |||||||
2018年 | 2 | 4 | 4 | 2 | 1 | 1 | 13 | ||||||
2017年 | 3 | 1 | 1 | 2 | 7 | ||||||||
2016年 | 1 | 1 | 4 | 1 | 7 |
※上のデータは沖縄気象庁のHPで確認可能だ。
2021年はかなり珍しく4月に台風がきたが基本的に7〜10月あたりに集中している。
つまり沖縄の夏を楽しもうとしても、台風が来るので楽しめない。といった状況になる
沖縄の台風は本土の台風と違いかなり強烈だ。
そのためしっかりと台風対策をする必要があるので、めんどうと感じる人も多いだろう
・飛びそうなものは家の中に移動
・懐中電灯の準備など、停電対策
・窓ガラスに格子状にテープを貼る
地震と違って急に来るものではないので対策は可能だが、沖縄の夏は台風で楽しめないというのは知っておいた方がいいだろう
紫外線が強い
気象庁によると沖縄の紫外線は、他地域とくらべてつよいことがわかっている。
下のグラフは2017年の那覇、つくば、札幌の紫外線量を比較したグラフだ。
※沖縄は2018年1月に観測が終了しているため、2017年が最新のデータとなります。
ピークの7月を見てみると、札幌の約2倍の紫外線量が沖縄に降り注いでいることがわかる。
また紫外線量は数値が6を超えると強いと言われるが、沖縄は3月の時点で紫外線が強いのがわかる。
しかも紫外線が強い時期は長く、3〜10月までずっと強い。
沖縄の人はずっと紫外線が強い中で生活しているため慣れている人が多いが、移住者にはとてもしんどく感じる。
沖縄移住は最悪⑥ 交通が不便
沖縄は地下鉄や新幹線がないので車社会だ。
そのため道がめちゃくちゃ混む。
しかも運転が下手な人も主な移動手段が車のため事故が多い。
結果、昨日は30分で着いたのに今日は1時間もかかるなんてことは普通にある。
塩害の影響で車はすぐ錆びるし、駐車場代や保険代など何かとお金がかかる。
給料が低い沖縄で車のような固定費がかかるものが必要というのは家計を苦しめることになり余裕がなくなる。
満員電車は嫌かもしれないが、車は時間もお金も奪う。
どちらがいいかは個人差があると思うが、余裕がない沖縄で時間もお金も取られるというのは本当につらいので覚えておくといいだろう。
また気軽に旅行に行けないのも沖縄の悪いところ。
「県外に旅行=飛行機」の沖縄では気軽に旅行には行けない。
旅行好きにとっては沖縄は住みにくい場所になるだろう。
沖縄移住は最悪⑦ その他
【おしゃれできない】
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おしゃれをしても、それを着て出かける場所がない。
結果、服装がどうでも良くなる。
【ネットで買い物しづらい】
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送料が高いので、ネットで買うと割高になる。
むしろ商品によっては発送すらしてくれない
【四季がない】
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夏が終わったらすぐ冬だし、冬が終わったらすぐ春になる
【騒音が多い】
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基地があるので飛行機の音がうるさい。
出生率が高く子供が多いので、アパートやマンションだと足音など騒音が多い。
【テレビのチャンネルが少ない】
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民放のチャンネル数は3つのみ。見れない番組も多い。
【残業多い】
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ゆったりゆるく働いているイメージの沖縄だが残業が多い。
成功している人もいる
当たり前だが、沖縄移住を成功している人もいる。
とは言っても成功の定義は人それぞれなので、ここでは沖縄に定住したことを成功として、沖縄移住を成功させる人の特徴を説明していく。
沖縄移住を成功している人には特徴がある。
簡単にまとめると
①沖縄の現実を知っている
②こだわりがない人
③周りの環境・人に合わせれる人
と言った感じだ。
1番大切なのは③の周りの環境・人に合わせれる人で、状況に応じて自分を変化させることができる人は成功率は高い。
これは環境や人を変化させるよりも自分が変化したほうが早いし、周りの人があなたを助けてくれるからだ。
逆の立場になったらわかると思うが、県外からきたよそ者が「自分に合わせろ」という態度だったらどうだろうか?
手助けしてあげたり、何かしてあげたいという気持ちは芽生えないはずだ。
こういった人間性、パーソナリティが移住の時には大切になることを覚えておいてほしい。
もちろん仕事選びと住むエリアも重要になるが、それは二の次だ。
沖縄の人は仲間意識が強く仲間が困っていると助けてくれる。
沖縄の人に仲間と認めてもらえれば、困っていれば助けてくれるのでどうにかなる。
住むエリアを慎重に決める
沖縄移住の成功者で共通していることとして、住む場所選びが上手というものがある。
沖縄は小さな県だがエリアによって雰囲気や利便性は全然違う。
自分の性格や経済力に応じてエリアを決めるといいだろう。
⚫️経済力がある人
特別なスキルを持っていたり、十分な貯蓄や稼ぐ力がある人は那覇がおすすめだ。
家賃は高いが那覇は沖縄の中で最も都会で生活に困ることはほぼない。
コンビニ、大型スーパー、病院、郵便局、、、となんでもある。
田舎ぐらいをしたい!という人を除いて、十分な経済力がある人は那覇を移住先の第一候補とするといいだろう。
ちなみにここでいう十分な経済力というのは、1人で手取りで20万円以上稼げる人のことだ。
15万円前後であれば、家賃をうまく抑えることで生活ができると思うが余裕はない。
手取り20万って別に高くないんじゃ、、、?と思うかもしれないが沖縄で働く場合は高給どりになることを頭に入れておこう。
⚫️田舎暮らしを楽しみたい
田舎ぐらいを体験したい人は離島か北部地方がおすすめだ。
離島は言うまでもなく田舎で自然豊かな生活が楽しめる。
最近では離島への観光客が増えて都会化が進んでいるが、それでもまだまだ田舎暮らしが楽しめる。
物資が少ないことと、安い給料の仕事しかないのがネックだが綺麗な海や豊かな自然が楽しめるだろう。
また田舎暮らしをしたのであれば北部地方もおすすめだ。
特に名護市がおすすめで、北部の中では都会と言う立ち位置だがまだ田舎の雰囲気が残るエリアだ。
すぐ行ける海もあるし、少し車を走らせれば北部特有な豊かな自然や美ら海水族館も楽しめる。
家賃もそこまで高くなく、求人も離島に比べて多いので仕事探しにそこまで困ることもないだろう(それでも他県に比べると大変だが)。
⚫️特に住む場所にこだわりはない&経済力がない
とにかく沖縄だったらだどこでもいい!けど経済力はそこまで高くない。と言う人は南風原町がおすすめだ。
南風原町は県内で唯一海に面していないと言う沖縄では珍しい市町村だが、家賃はそこまで高くなく、那覇に近いため車があれば生活には困らないと言った特徴がある。
ほどよく田舎で騒音も少ないエリアなので住んでいて居心地が悪いということもないエリアだ。
漠然と沖縄に移住したいなーと考えているけどお金はそこまで余裕がないと言う人は一度南風原町について調べるといいだろう。
⚫️家族での移住
家族での移住を考える場合は那覇市の隣に位置する浦添市がおすすめ。
沖縄の主要道路である58号線と330号線が通っており移動に便利なうえ、大型のショッピングセンターもあるので生活に困らない。
近年人口増加が激しく、家賃も上昇傾向にあるが共働きであればそこまで生活は厳しくないだろう。
また子育てにおいて欠かせない市の医療費助成が、所得制限なしで出生から4歳未満までは通院時の自己負担分を、中学校卒業までは入院費の自己負担分を助成してくれるのも助かるポイントとだ。
それでも沖縄移住したい人はまずは短期移住から!
「沖縄移住は大変そうだけど、それでも移住したい!」
「聞いただけじゃ分からない!実際に沖縄暮らしを体験してから決めたい」
とい人は沖縄への短期移住をおすすめする。
短期移住なんて簡単にできるの?と思うかもしれないが、1ヶ月であれば20万あれば可能だ。
具体的な短期移住の方法は記事にまとめているので、気になる人は読んでみてほしい。
という人は稼ぎながら沖縄移住ができるリゾートアルバイトを検討することをおすすめ。
👇リゾートアルバイトのここが最高!というメリット
リゾートアルバイトは専門の求人サイトもあるぐらい人気だ。
リゾートアルバイトは体力が必要な仕事が多いというデメリットもあるが、家賃・光熱費が無料のところも多くメリットも非常に多い。
1〜3ヶ月のものが多いが、1週間ぐらいという短期のリゾートアルバイトもある。
沖縄移住を失敗しないためにもぜひリゾートアルバイトは有効な手段といえる。
そんなそんなリゾートアルバイトのおすすめの求人サイトを記事にまとめているので、気になる人は読んでほしい。
まとめ
沖縄移住が最悪と言われる理由をまとめると、このようになる。
沖縄移住が最悪な理由まとめ
・沖縄移住の現実を知る
・不動産が高い&家賃がそんな安くない
・失業率が高く、収入が低い
・人間関係が難しい
・沖縄に飽きる
・晴れが少なく雨が多い&カビが多い
・台風がおおい
・紫外線がつよい
・交通が不便
・おしゃれできない
・ネットで買い物しづらい
・四季がない
・騒音がおおい
・テレビのチャンネルが少ない
・残業がおおい
勘違いして欲しくないが私は沖縄移住をするなと言っているのではない。
旅行のテンションで沖縄移住はやめてほしいと言うことだ。
旅行と移住は全くの別物だ。
移住というのはそこで暮らし、そこの人たちと交流し、そして日常化していくということだ。
勢いで移住することも大切だが、自分が沖縄で暮らしていけるのか?
じっくり考えて移住の決断をしてほしい。
この記事が皆さんの参考になれば幸いだ。